今日もプリエから:新しい仲間
こんな状況だとしても、スタジオに新しい仲間が少しずつ増えている。
自分のいる環境が変わったり、パートナーとの関係で引っ越しをして、それでも踊り続けたいと始めたりしているみたい。
わたしのクラスは、幼い頃からずっと通い続けている“長者”的存在も多い。だから、たまに新しい風が吹くとフレッシュな気分になる。いろんな人生を知れることも面白い。
それにしても、自分の環境がどれだけ変わっても「続けられること」や「なくならない能力」って、もっと自立をしていきたい女性にとって、どれだけ大きなものだろう。
踊ることって、他人や何かに依存することがない。特別な道具だって特に必要ないし、なんなら場所も選ばない。
お休みしていたとしても、感覚は身体の中に残っている。慣れてくればまた同じように踊れるようになる。
身一つあればできることなのだ。
他人から見れば些細なことだとしても、それがどれだけ自分を支えてくれるのか。
歳を重ねるにつれて、少しずつ分かってきたような気がする。