恋人に秘密がある人へ
数ヶ月前にはよく思い浮かんだ感情だったけれど、すっかり淘汰されていた。ふと思い出したので。
誰にでもある、「秘密」について。
松浦弥太郎さんの新著『ふたりのきほん100』は、恋愛と結婚に関するバイブルになりそうな本なのだけれど、ここに「秘密はあっていい。」(P.232)という章がある。
どれだけ親密なパートナーシップにおいても、無理に話さなくいいこと、わざわざ聞き出す必要のないことはある。自分のためだけの「秘密」があって良い、と教えてくれる。
実際に、私も伝えずにいたことがある。
ただ、もしその「秘密」が自分にとって辛いことなのだとしたら。一人では耐え難い状況になってしまったら。心の置けない相手には話してみても良いのかもと思えた。
Amazonオリジナルドラマ『モダン・ラブ シーズン2』。エピソード1の「あなたが愛したスポーツカー」。
自分だけで抱えていた“とある感情”を、ぽつぽつと語り出す瞬間があるのだ。
あなたを傷つけてしまったら…と思って黙っていることも、もしかしたら杞憂かも。目の前の人は、全てを受け止めてくれる人、大きく包み込んでくれる人なのかもしれないのだから。
気持ちに蓋をしすぎていたら、伝えずに終わってしまうことだってある。
You loved him at that time he died, right?
Love sets at moments like that.
Grief hopefully fades, and memory, eventually but ... love?