Nothing Is Good Enough
鳥の声が聞こえてきた、朝5時。
テレビ東京のドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』にハマっており、企画のラジオ番組が面白かった。
吉田羊さん演じるコラムニストのトッキーと、田中みな実さん演じるアナウンサーの東七海がリスナーからの「お悩み」に答えていく。
ドラマのラジオシーンが、TBSラジオにて現実に。(ラジオのゲストは、ドラマ原作者のジェーン・スーさん!)
トッキーとヒトトキ | TBSラジオ
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ラジオ内で流れた曲が、荒みかけた心を包んでくれた。沁みたなあ。
“Nothing Is Good Enough” Aimee Mann
映画『マグノリア』の挿入歌らしい。
ドラマにディレクター役として出演している、バンドSCOOBIE DOのドラマー、オカモト“MOBY”タクヤさんによる選曲です。
(選曲が相談への回答になっているのも粋。もともとモビーちゃんのファンなので、ドラマ各話に合わせて実は選曲をしていたという事実から既に愛おしい。)
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前置きが長くなったけど、何かを選択したり決めたりするときに、自分にとっての100%のものを選べることってないのかもしれない。
納得いかない部分やはっきりしない部分もありながら、「やってみる」「やっぱりやめる」を天秤にかける。
直感を頼りにしたり。今は幸せでも、10年後はどうなってたいかと考えてみたり。そうやって決める。
となると決めることより、やってみて、自分にとっての100%にどう近づけていけるかの方が大きい。欲しいのは“微調整力”。
苦渋の決断で別れを決めてしばらく苦しんでいても、その時ぱっと現れてくれた人に救われる、なんてこともあるしね。